日経新聞のJNJに関する記事が出ていました。
10〜12月期の売り上げは前年同期比ほぼ横ばいと悪くはないが、利益は訴訟費用で半減しています。
株価チャートは下記の通り。
月足ではBBの上部を抜けておりボラティリティが高くなっています。
2018年頃から株価は150ドルを抜けられていませんでしたが、2020年末からブレークアウトしました。
MACDもしばらくは明確なトレンドはありませんでしたがゴールデンクロスを形成しており、RSIも上向きなので長期的なトレンドが形成される可能性があります。
しかし、訴訟リスクとCOVID-19ワクチンの結果いかんによっては阻止されるかもしれません。
JNJは近日中にCOVID-19ワクチンの治験最終結果が報告される予定です。
当社のワクチンは他社とは異なり1回摂取のみで、特殊な保管設備は必要なく使い勝手が良いものとなっています。
先立って発売されたファイザーのmRNAワクチンは3週間後に二回目の摂取が必要で−70度での管理が必要ととにかく扱いずらそうです。
ワクチン摂取は多人数に行うので管理コストや場所も二回分必要なので摂取にかかる時間やコストを半減させることができるので効果が同等であれば施政側からはより好まれるワクチンになるように思えます。
2021年中に10億回分の供給を行うということで、治験結果が肯定的であれば当社の株価だけではなく世界経済に影響を与える可能性があるでしょう。
中間報告では90%を超える有効性が報告されています。
ただし、注目されているだけあってその結果は株価には折り込まれている可能性が高いと思います。
逆にネガティブな結果が出た場合に高値にあるがゆえに下落するリスクは高いかもしれません。
今回の記事は以上ですが、JNJという企業に関してはこのブログでもまとめていますので下記リンクをご参照ください。