たーの投資日記

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医療機器ETF(IHI)のコロナ後パフォーマンス

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こんにちは

以前このブログでヘルスケアセクターのETFについてまとめました。

tonryman.hatenablog.com

この記事を書いたのは昨年のコロナショックの直後でした。

ヘルスケアセクターというと製薬企業やバイオテクノロジー企業への投資は盛り上がっていますが、医療機器という分野はあまり注目されることはありません。

そこで今回は医療機器ETFであるIHIについてゆるーくキャッチアップしていこうと思います。

 

当たり前ですが医療現場では患者を診察して投薬や手術を行います。

 その医療行為において使用される検査機器や治療機器、医薬品などを製造するのがヘルスケアセクターの主な企業です。

これらのような製造メーカー以外にもそれ以外にも、医療サービスや卸業者なども含まれた非常に大きな市場を持っています。

IHI保有する株式は下記の通りです。 

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IHI組入銘柄

IHIの底値からの成長は80%弱とハイテク市場には劣りますが70%弱だった米国株市場と比べて高くなっています。

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上位から任意で選んだ4銘柄の底値からのパフォーマンスは以下の通りです。

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ABT

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TMO

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MDT

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ISRG

いずれの銘柄も成長性は高くABT、TMO、ISRGは100%前後のパフォーマンスがあります。一方でMDTは60%弱と出遅れています。


ABTはCOVID-19の診断薬を製造しており、米国政府に1億5千万回分の供給を行い、2020年の第3四半期には対前同期と比べて40%近い収益の伸びが影響していることが影響していると考えられます。

 

TMOは診断機機器や医薬品の開発に使用する機器を製造しているメーカーであり金鉱夫にツルハシを売るビジネスです。人口が増え、医薬品開発の勢いが止まらない現状において高い収益性を期待することができると言えます。


ISRGに関しては特別大きな収益の伸びはありませんでしたが、新興市場のパイオニアであるとい評価は依然と高く、その期待が株価に現れていると言えます。それにしてもコロナショックの底値から一時は120%程度の伸びがあり、IHIの株価を伸ばした大きな要因と言えます。

 

MDTは売り上げが最大規模の医療機器企業ですが、慢性疾患の治療機器の割合が多く、コロナで手術が現象した煽りを受けやすかったと言えます。それでも60%の株価の伸びはあり決して劣っているわけではありません。

 

いずれの企業も優秀であり、それぞれ異なる分野で活躍しており、IHIは医療機器分野の中でも分散することができるETFと言えます。

 

ハイテク分野ほどの高い成長性はないかもしれませんが、安定し市場平均よりも高い成長性を期待できると言えますので、ポートフォリオへの組み入れに検討してみても良いかもしれません。

サクソバンク証券で取引可能ですので、興味がある方はぜひ口座を開設してみてください。

 

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