10年前の自分に戻って1000万円があったら何に投資していただろう。
または自分自身に何かしらの投資していただろうか。
Youtube事業を始めていただろうか。
株式投資のことに限定して考えてみる。
例えばAmazonの2011年2月18日の株価は186.50ドルで、2021年2月10日の株価は3286.58ドルまで上昇している。
約10年間で17.6倍になった計算になり、1000万円をAmazon株に投資していたとしたら今頃は1.7億円に増えていたことになる。
ただし人は誰も過去を変えることはできなく、1秒前のことでも過去は過去である。
この事実を突きつけられると機会損失した自分を悔みたくなるが、果たして機会とはそんなに少ないものだろうか。
これからの歴史の中で今日がその初日であり、今日が10年後の10年前にあたる。
過去を悔やむことは一度置いておき、今世界に転がっている新しい機会、10年後に花ひらく種を探す方が生産的であるように感じる。
30年後は遥か遠くに感じるかもしれないが、10年後は過去数年の延長線上にあり、見通しが利くように感じる。
10年前に、ガラケーからスマホに転換し、誰もがインターネットに接続できるデバイスを手に入れ、Googleで検索しAmazonで物を買い、Facebookで人と繋がり、Youtubeで好きな動画を見たりアップしたりするようになった。
正直僕は10年前にこのような時代が来るとは思いもしなかった。
しかし、シリコンバレーや世界中の一部界隈の人にはこのようなビジョンが見えたいたに違いない。
それでは、そのような人たちの今のビジョンを覗くことができれば、10年後に上記のような圧倒的な資産運用パフォーマンスをえられるかもしれない。
そしてそのような投資は単に自分の資産を増やしたいという欲望を満たすだけではなく、その企業の所有者になり、応援し、その企業が描くビジョンに1票を投じる行為になると考える。
このような思惑のもと本書を手に入れたのでこれからじっくりと読んでいきたい。
まだ読んでないのかい!!