今回は前回にシミュレーションした結果を受けて今後の資産運用の大枠な方針を考えてみました。
細かい点は今後精査する必要があるのと、状況に応じて判断し変更しないといけませんが下記のとおりです。
今後の資産運用方針サマリー
- 資産が1億円を超えるまでは35万円/月以上を米国株式に分散して積立投資
- 運用額が1億円を超えたり運用期間が10~15年前後経過したら市況を踏まえて投資積立を抑えて現金比率を高める
- 資産運用期間の後期には高配当銘柄などによって基準額変動にあまり影響を受けない銘柄を選択することを検討する
- 暴落、下落時には0万円/月に変更して底打ちを待つ
- 底打ち後回復期にある程度割増して積み立てて投資する
- 割増しの余裕が無くなってきたら35万円/月の投資に切り替えて積立を継続する
あくまで現状での方針であって今後の状況や何かしらの変化によって変更する可能性はあります。
1億円というのは根拠はありません。仮に40%や50%の下落局面に資産が4000万円、5000万円目減りするというのは大きなストレスになると感じたからです。
底打ちをどのように判断するかは非常に難しいと思います。
判断が早すぎて2番底などが起きると結果を悪くしますし、遅すぎてもうまく波に乗れず同様の結果になります。
究極は最下点を捉えることですが容易ではありません。
歴史を学ぶことによってある程度は推定することができるかもしれませんが、時代はめまぐるしく動いており交絡因子が多すぎます。
暴落の全容が見えてきたら判断できるかもしれませんが、それを事前に想定するのは不可能だと思います。
今はどうかというと不明なことが多すぎます。
新型コロナウイルスの特徴も判明しきっていないですし、経済への影響はどの程度なのか全くわかりません。
多くの投資家が「コロナウイルス」という単語自体初めて知ったはずで、それが原因の暴落の全容を事前に想定するのは不可能です。
重要なのは投資の知見を深めるのと、事が起きた後にアンテナを敏感にして動くべきタイミングに迅速に動くことだと思います。
また、誰かが主張することに飛びつくのではなく、自分の頭で考え、行動することも重要だと考えます。
人によって人生のステージや運用額、目標などは全く違います。
自分の状況を一番知っているのは自分なので、自分の投資のことは自分で考えて決定することが成果に結び付くと考えます。
また出口戦略は非常に重要になってくると思いますが、今は高配当銘柄に切り替えていこうと雑に考えています。
投資期間の後期、2035〜2040年頃に今回のような下落局面が有り、割安に連続増配株などの優良銘柄に分散して投資できればベストだとも考えています。
最後に
とにもかくにも今の自分に必要なのは投資原資である現金を多く手に入れるために本業で成果を出すことだと考えます。
少なくとも労働市場は今までの売り手優位は継続しないでしょう。
経済不安が長く続いたり不況・恐慌となっていくとレイオフや減給、評価体系の変更などにメスを入れることになるのは避けられません。
特に僕が働いている会社は米国企業のためリスクは高いと思います。
多くの会社員(経営者や個人事業主もそうですが)にとっては本業が今まで以上に重要なのは間違いないと思います。
明日、月曜日からなんとなくまた大荒れな相場になるとは思いますが仕事も頑張っていきましょう!
最後までお付き合いありがとうございました。