たーの投資日記

20年間で2億円の資産を作るために稼ぎ節約し運用します

暴落と投資方針の見直し

f:id:tonryman:20200522214543j:plain

 

 

今の相場はまさに歴史的な出来事の真っ最中と言えると思います。

世界恐慌バブル崩壊ブラックマンデー、ITバブル崩壊リーマンショックに並ぶ折れ線グラフの中に身を置いています。

2010年台の長期的な経済成長で買ってきた投資家も、多くはふるい落とされていくことでしょう。

やはり投資や株なんて上手くいかないと諦めて辞めていく人もいれば、下げ相場で利益を狙う人もいれば、一度相場から身を引いて反発をうまく捉えて資産を増やそうという人もいると思います。

過去を見れば未来の知見を得られるのは真理ですが、それは思うようにいかないのもまた真理だと思います。

 


経済の決定には数多くの因子が絡み合います。

その中に「初めてのモノ」が入ってくると未来は一気に不透明になります。

前回のリーマンショックからは10年程度しか経ってはいませんが、環境は変わり様々な「初めてのモノ」が含まれてきています。

 


今回の場合で言えば、

・COVID-19という未知のウイルス感染症による経済停滞

が最も大く不透明な因子だと思います。

 


またこの10年間で、

・4G,5Gといった通信の高速化

人工知能の資産運用への活用

・トランプ政権の誕生と極右ポピュリズムの台頭

など、テクノロジーや政治などの様々な環境が変わってきました。

これらが経済にどの様な影響を与えるかは未知数ですが、確実に影響は与えているでしょう。

 


変数が多くなった経済は単純ではなく、傾向はなく、無秩序で冷徹に多くの物を奪っていくでしょう。

過去の傾向から30%、50%の下落幅を予測・想定している投資家に、85%や90%の下落という絶望を与えるかもしれません。

20年間どこを切っても利益が出ていたS&P500を30年間の縮小という結果をもたらすかもしれません。

 


この様な相場を経験するのがまだ資産運用を初めてすぐで良かったと心から思います。

1億円以上を今と同じ様に運用していたら気が気ではないでしょうし、人生が狂うと思います。

 

しかし安心するのはまだ早く、この様な暴落は今後の投資家人生の中で2回か多ければ3回以上は経験するかもしれません。

その時を見据えて、投資方針を見直して固め直し,ステージに応じた暴落時の対応、出口戦略もある程度考えていこうと思います。